「関根恵子」で検索すると高橋恵子さんが出てくることはご存じでしょうか。
この関根恵子とは誰なのか、高橋恵子さんとどんな関係なのか。
あまりにも壮絶な過去がわかりましたので、まとめてみました。
関根恵子と高橋恵子は別人？
「関根恵子」とは、高橋恵子さんの旧姓です。
高橋恵子さんは中学2年生のときに映画会社「大映」のスチールカメラマンにスカウトされ、女優になりました。
そのときの名前が「関根恵子」だったので、高橋伴明さんと結婚してするまでは「関根恵子」で活動していました。
結婚して名前が変わったことから芸名も「高橋恵子」に改名したため、関根恵子と高橋恵子は同一人物です。
プロフィール
名前：高橋恵子（たかはしけいこ）
生年月日：1955年1月22日（2025年1月時点で69歳）
出身地：北海道上川郡標茶町
血液型：AB型
職業：女優
身長：162㎝
関根恵子時代について
1970年の中学卒業と同時に大映に入社し、本格的に女優活動を始めます。
大映に入社後すぐに「おさな妻」でデビューし、その後すぐに「高校生ブルース」という映画には代役で主演を務めます。
「高校生ブルース」では妊娠する高校生役を熱演し、フルヌードの演技が高く評価されて一躍有名になりました。
さらに「おさな妻」という映画ではゴールデンアロー賞新人賞も受賞しています。
どちらの映画も性に関する映画だったため、関根恵子さんは「自由奔放な不良少女」というイメージがついてしまい、自身もそのイメージに忠実にふるまっていたため、本来の自分と世間のイメージとのギャップに疲れてしまったそうです。
そのせいで女優を辞めることを決意しますが、引退作と思って出演した増村保造監督の「遊び」という映画に出演しますが、そこで増村保造監督の仕事に対する熱意に心を動かされ、女優業に再び専念しようと決意します。
その矢先の1971年に大映が倒産し、東映に移籍して1972年にテレビドラマ「新・だいこんの花」でレギュラー出演を果たします。
さらに、人気テレビドラマ「太陽にほえろ！」で2年間レギュラー出演をして人気女優の仲間入りをしました。
その後は1年で3日しか休みがないという状況が続くほど仕事に追われ、ストレスと重圧から1977年に睡眠薬を大量に飲むという自殺未遂をしてしまい、2年間休業することにします。
その後1979年に舞台で女優復帰の予定でしたが、演技をすることに恐怖を感じて舞台公開の直前に逃げるようにタイにいってしまい、「二度と女優復帰はできない」と思っていたそうです。
このときのことを高橋恵子さんはこう語っています。
このときの私は本当に不安定な精神状態としか言いようがありません。
本人でさえこうなのですから周囲に理解できるわけもなく、後にマスコミから何度も「失踪してタイで何をするつもりだったのか？」と問われたものです。
今になって振り返ってみると、決定的な理由は「本当に死のう」と思っていたことにあったのでしょう。
引用元：東京スポーツ
この騒動後に「もう一度女優をしたい」と思い、マネージャーと共に何度もいろんな場所で謝罪をし、1980年1月に復帰会見を行いました。
そして会見後すぐに2時間のサスペンスドラマの愛人役が決まり、本格的に復帰を果たしました。
さらに1981年にポルノ映画「ラブレター」で主演を務め、史上最高の興行収入を記録しました。
「ラブレター」の評判が良かったことから、「太陽にほえろ」で共演した俳優の萩原健一さんが「うちの事務所に来ないか？」と誘われたことがきっかけで事務所を移籍します。
移籍後は過去の騒動や役柄のイメージにとらわれることなくいろんな仕事をもらえるようになり、1982年には自身初のヌード写真集を出版するまでになりました。
同年に夫の高橋伴明さんと結婚し、関根恵子から高橋惠子へ名前を変えました。
改名の理由は？
女優さんは結婚して名前が変わっても芸名として旧姓を名乗ることがほとんどですが、このように結婚して芸名も変えてしまうのは、他の理由があることが多いです。
高橋恵子さんは関根恵子という名前の頃にいろいろありましたから、そいうったできごとをリセットしたいと思って思い切って名前も変えてしまったということも考えられます。
改名の理由は「結婚したから」と発表していますが、もしかしたら「過去をリセットしたい」「新しい自分として再スタートをきりたい」という思いもあったのかもしれません。
高橋恵子について
高橋恵子さんは現在、東京都国立市で夫の高橋伴明さん、娘夫妻と孫5人、そして犬10匹とその他ペットと一緒に暮らしています。
また、1番上の孫である海空（みう）さんは今年の夏に公開予定の映画「桐島です」で女優デビューすることが決まっています。
「桐島です」は、夫の高橋伴明さんが監督を務め、高橋恵子さんも出演するようです。
まとめ
高橋恵子さんの壮絶な過去についてまとめました。
自殺未遂や海外逃亡の他に、独身既婚問わず男性の共演者とひっきりなしに関係を持つなど、お騒がせ女優っぷりが令和の時代では考えられない一発アウトのレベルで驚きです。
しかし、それでも女優に復帰できたのは高橋恵子さんの演技力が相当のものだったからだと思われます。
まだまだ現役として女優をやっていきたいという高橋恵子さん、これからも応援していきたいですね。
